眺めて触れることで、安心感を得られる大黒柱のような器が作りたい
そんな想いから生まれたミニ骨壷です
本来、大黒柱とは、伝統的な日本家屋の一番最初に立てる、最も太い柱のことを指します。
一昔前までは、外で稼ぎ、家族の生活を支える父親に対して「一家の大黒柱」と呼ぶことが一般的でした。
現在では、共働きの家庭も多くなり、性別関係なく稼ぎ頭や家族をまとめる中心人物を指す言葉に変化してきています。
一家の大黒柱でもあり、家族を支えてきた人に突然旅立たれたとき。大切な人を失った悲しみだけでなく、これからの不安に苛まれることもあるでしょう。
辛いとき、悲しいときも「つつみ」があなたの心の支えとなり、やさしく包み込んでくれる存在となることを願っています。
特徴
features
包み込まれる安心感と美しさが同居する究極のフォルム
「つつみ」は、家具から小物まで木製品全般を手掛ける大阪市の工房で、ひとつひとつ丁寧に作られています。
作品の最大の特徴ともいえるのが、上部の弓なりのカーブです。両手を広げて、守ってくれる、包み込んでくれる姿をシンプルなフォルムで表現しました。
さらに、正面からみると左右の高さがアシンメトリーなので、角度によって表情が変わり佇まいに動きを出してくれます。
上下からみてみると、端に向かって細くなる楕円形をしています。上部の断面に少し膨らみをもたせることで、凛としたなかにも優しい印象になるよう気を配りました。
どっしりとした佇まいのなかに、美しさが同居する究極のフォルムといえるでしょう。
両手で包み込む、撫でる、抱きしめる。たくさん触れてほしい骨壷
お部屋に置いて眺める、手を合わせるだけでなく、どんどん手で触れていただきたい骨壷です。
「つつみ」は、無垢材のパーツを組み合わせて作られた器ですが、手で触ってもまったく繋ぎ目が分からないほど滑らかです。
表面は頬ずりをしたくなるほどスベスベで、木のツヤが出るまでひとつひとつ丁寧に磨き上げています。
手触りや手で持ったときのフィット感にもこだわって作られた「つつみ」。
触れるからこそ得られる木のあたたかみや、安心感をぜひ体感していただきたいです。
木目の美しさと丈夫さを兼ね備えた
無垢材の骨壷
素材には、滑らかな木肌で木目が美しいヒノキと、色に深みがあり耐久性に優れるウォールナットの無垢材を使用しています。
明るいヒノキの木目に、ウォールナットの細いラインがアクセントになった大変美しい骨壷です。
ヒノキは世界でも日本と台湾にしか分布しない樹種で、日本では古来より神社仏閣建築にも使用されてきました。針葉樹の中でも、最も湿気に強いためご遺骨を守るのに最適な材質といえます。
重厚感のある木目が美しいウォールナットは、世界三大銘木にも数えられる大変人気がある木材です。密度が高いため耐久性に優れており、衝撃にも強いウォールナットは、古くから家具や建築材にも使用されてきました。
時間の経過にともなう色味の変化を感じられるのも、無垢材ならではの特徴です。
作品の色味・模様の違いについて
※天然木は個体によって木目の量や位置などがすべて異なります。
※黒っぽいフシやマダラ模様が出ることがありますが、木の成長過程で生じるもので天然木由来の特徴です。
※木目の色合いや模様など、木の個性はお選びいただけませんのであらかじめご了承ください。
※撮影環境、モニター等により画像と実物では多少色味が異なって見える場合があります。
呼吸をする無垢材のよさと、
素材を取り扱う難しさ
表面はオイル仕上げで、その下にツヤと強度が増す下地材を使用しています。この下地材は法隆寺などの重要文化財の修復や、給食などで使われる木製のお皿にも使われる安全な素材です。
オイルや下地材は、木の呼吸を止めない成分のものを使用しているため、塗布した後も無垢材は静かに呼吸を続けます。
湿度が高いときは吸湿し、 空気が乾燥すると水分を発散して、一年を通してご遺骨の湿度管理をしてくれます。
ただし呼吸を続ける材質だからこそ、取り扱いには注意をしなければいけません。水分の吸湿と乾燥を繰り返すことで、木に反りが生じてしまうこともあるため、無垢材の特徴を理解した職人の繊細な技術が必要となります。
力を入れずにぴったり閉まる
マグネットを内蔵
骨壷の下部にあるウォールナットのパーツは器の底板です。底板にある深さ6mmほどのくぼみが、ご遺骨を納めるための受け皿になります。
力の弱い方でも開閉しやすいよう、底板と本体の接触面には小さなマグネットを4箇所仕込んでいます。差し込み型ではないため、湿気を含んで膨張して開かない、閉まらないという心配もありません。
さらに、マグネットは左右で異なる向きで内蔵しているため、底板が正しい向きのときだけくっつく仕様です。
通常は内蔵したマグネットによって蓋は締まっていますが、持ち上げり動かした際に、本体と底が外れる可能性がありますので、ご遺骨は巾着などで包んでから収納してあげるようにしてください。
詳細
spec
大きすぎず、小さすぎず、
触れたときに心地よいサイズ感
滑らかな曲線で構成されたフォルムは、シンプルな中にもしっかり個性が感じられる大変美しいデザインです。
手に持っていただいたときにも、ある程度重量感が感じられるよう、大きさにもこだわりました。
底部分には磁石を使用してますが、ほぼ天然木のみで作られた優しい骨壷です。
見る角度によって表情の異なる木目や、シルエットの美しさをぜひお楽しみください。
【サイズ(約)】
- 全体
- 横幅180×高170×奥行125mm
- 本体
- 横幅180×高150×奥行125mm
- 蓋
- 横幅115×高20×奥行85mm
- 開口部
- 横幅80×奥行70mm
- 上部深さ
- 58mm
- 下部深さ
- 5mm
- 容量
- 140ml(巾着使用時の収納容量)
- 重さ
- 560g
※1点ずつ手作りのため、多少の誤差が生じる場合がございます。
【その他 詳細】
- 素材
- 上部:ヒノキ、ウォールナット 下部:ウォールナット
- 生産地
- 大阪府 大阪市
- 付属品
- 手袋、取り扱い説明書
ご遺骨をミニ骨壷に収めるときの注意点
ついかの取り扱うミニ骨壷には、綿100%の手袋(M・L・LLサイズいずれか)を1双お付けしております。ご遺骨をミニ骨壷に移し替えるときは、付属の手袋もしくは乾いたお箸などを使用してください。
ご遺骨を直接素手で触ると、手指についていた脂や汚れが付着し、そこからカビが生えてしまうことがまれにあります。
高温で焼かれたご遺骨はたいへんもろく、水分を吸着しやすい状態になっております。よく手を乾かしてから手袋を付けるようお願いいたします。
オプション(別売)
option
ミニ骨壷に直接、ご遺骨やご遺灰を入れていただいても構いませんが、骨壷を倒したり落としたりしないか心配という方は、別売りの巾着袋をセットで購入されることをおすすめします。
なお、巾着袋をご使用した場合は、使用しない場合と比べて納骨できる容量が少なくなりますのでご注意ください。
綿100%でソフトな肌ざわりのコットンフランネル生地が、ご遺骨をやさしく包み込みます
つつみ専用のご遺骨用おくるみ巾着には、袋自体が自立する、ほどよい厚みの生地を使用しました。
表面を起毛させた、ウォーム感のあるコットンフランネルは綿100%でソフトな肌ざわりです。
巾着の紐も綿100%で、結びやすいだけでなくなめらかな手触りにもこだわりました。
ご遺骨をやわらかい生地でやさしく包んであげたい、そんなご遺族の声からうまれた、納骨用の「ご遺骨のためのおくるみ」です。
ご使用イメージ
商品コード:TK-OK-NL-M2301
[通常販売商品]
オプション 布製
ネル生地のご遺骨おくるみ巾着 1サイズ
¥1,650
桐箱は別売りとなっております
すぐに使用される、箱は必要ないという方もいらっしゃいますので、保管用の桐箱は【別売り】とさせていただいております。
必要な場合は、オプションから選択してください。
商品コード:TK-KB-TT-12302
[通常販売商品]
オプション 木製
つつみ専用 桐箱
¥6,600
お手入れ方法
care
毛ばたきなどで軽くほこりを払うか、やわらかい布で拭いてあげてください。
どうしても落ちないしつこい汚れは、固く絞った布で水拭きしてください。
無垢材を使用した骨壷のため、水洗いはしないようお願いいたします。
保管場所について
Storage
ご遺骨を入れたあとは、風通しが良く、湿気の少ない場所で保管してください。
気温差が生じやすい窓際や、直射日光が長時間当たる場所も避けてください。
骨壷自体に過剰な重さがかかる状態や、不安定な場所でのご使用は避けてください。
自宅などの屋内での手元供養用品です。お墓や屋外でのご使用には適しておりません。
返品・交換について
ついかの商品は、職人の手によりひとつひとつ仕上げられた「一点もの」のお品です。
イメージと違った、注文を間違えたなど、お客様側の理由によるご返品・交換は受け付けておりません。詳しくはこちらをご覧ください。
梱包資材に関して
ついかでは、できる限り紙の資材を使って発送をさせていただいております。
薄紙と網目状のクッションラップで大切にお包みした商品をクッションペーパーと一緒にダンボールに梱包してお送りしています。
商品コード:TK-TT-HW-12301
[通常販売商品]
木製 ミニ骨壷 つつみ ヒノキ×ウォールナット
¥135,850
必須選択項目(無料)
追加オプション 巾着(有料)
追加オプション 木箱(有料)
商品のお届けについて:3営業日以内に発送
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